ブックブライトの中のひとのブログ

自社刊行の電子書籍の話題を中心に、その他もろもろの話も。

iBooks Storeで1冊50円での割引セール。2タイトルのみですが……。

現在、以下の2タイトルを、iBooks Storeで50円で配信中です(通常300円)。

 

 

どちらも1巻目(Vol.1)は、iBooks Storeでは「科学/自然」カテゴリではそこそこ(といってもしれていますが)ダウンロードされていますので、それらをダウンロードされた方たちに2巻目もダウンロードしていただければなという気持ちもあって50円にしてみました。

ただどちらも1巻目からの続き物というわけではありませんので、Vol.2のみをダウンロードしてもお楽しみいただけます。

また、より大きな画面のiPad Proが出たので、Proを購入した人に見てもらえればなという気持ちも少しだけあります。

現状では20日までの予定です。

Kindleオーナーライブラリー対象のブックブライトのKindle本

Amazonプライムに加入していて(Amazon StudentやAmazonファミリーでもいいみたいです)、Kindle端末またはFireタブレットを持っていると、「Kindleオーナーライブラリー」を利用できます。これは1か月に1冊、対象になっている電子書籍Kindle本)を無料で読むことができるサービスです。

作る側からみると、KDP(Kindleダイレクトパブリッシング)を利用している場合は、「Kindleセレクト」というのに登録した電子書籍が対象になります。Kindleセレクトに登録すると、Kindleストアでの独占配信、つまり他の電子書店からは配信できなくなってしまいます。

ブックブライトではこのところ、できるだけたくさんの電子書店からの配信を目指してやってきたので、Kindleオーナーライブラリーの対象になっているものは少ないものの、現時点で以下の6タイトルは対象になっています。

このうち、『ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚異の大宇宙【第2版】』と『探査機が見た 太陽系【第2版】』は、どちらも最新版は第3版なのですが、旧版をKindleストアのみで配信しているものです。旧版とはいえ、新版との時間差は1〜2年程度ですので、写真集としては十分楽しめるかと思います。

いずれもカラー写真集ですので、モノクロ端末では楽しんでいただけないのが悲しいところではありますが、カラー端末をお持ちの方で、Kindleオーナーライブラリーを利用できる方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

楽天Koboでハッブル関連電子書籍30%オフセール

楽天Kobo電子書籍ストアで、以下のハッブル宇宙望遠鏡関連の写真集について、30%オフセールを始めました(1タイトルのみ25%オフ)。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた 最新宇宙10』のみ25%オフになっているのは、配信のための最低価格が80円のためです。

11月15日(日)までは続けます。もしかしたらその先も1週間くらいは継続するかもしれません。

紙の書籍と電子書籍の色の違い

ブックブライトからは現在、宇宙ものの写真集を、電子書籍として多くの電子書店さんから配信しています。それらの電子書籍はすべてオールカラーです。そこで今回、紙の本と電子書籍との間の「色」の違いについて書いてみようと思います。

紙の書籍は色の三原色、電子書籍は光の三原色

紙の書籍に載っている写真と、電子書籍に載っている写真とで、色に関することは最大の違いの一つといってよいかもしれません。当然のことですが、紙の書籍は紙に印刷されたものを見るのに対して、電子書籍はPCやタブレット端末などのモニターに表示されるものを見ることになります。印刷物の場合は「色の三原色」を使ってさまざまな色を表現しています。一方、電子書籍(=デジタルデータ)では「光の三原色」でさまざまな色を表現します。

光の三原色とはR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)、色の三原色とはC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のことです。印刷物ではCMYのインクに加え、K(黒)のインクとあわせて4色のインクで印刷が行われるのが一般的です。この辺りのことについて、詳しく知りたい方はWEBで調べてください。

デジタル画像を紙の書籍で使うには色を変換

最近では写真の元データは、ほぼ全てがデジタルカメラで撮影したものといってもよいと思います。デジタルカメラで撮影した写真は、当然ながらデジタルデータです。こういったデジタル画像を印刷物に使う場合、RGBCMYKに変換してやります。印刷とデジタルでは再現できる色が違っており、基本的には印刷物の方が、デジタルデータよりも再現できる色の範囲が狭いです。たとえば蛍光色のような色は、モニター上できれいにみえていても、そのままCMYKに変換すると雰囲気がかなり違ってしまうことがあります。蛍光色に限らず、その辺にふつうにありそうな色でも、ちょっと違う印象になってしまうことはよくあります。

デジタルの画像を印刷物にする場合、印刷物の色がモニターで見たときの色の印象に近くなるように、できるだけ色を調整してやります。そのとき紙の本を出版することが前提で作業をしていますから、当然ながら印刷したときにいちばんきれいになるように色を調整することになります。その結果、ときどき、モニター上で見るとちょっと変な色になったりします。

そうやって色調整をした画像を、inDesignなどのDTPソフトを使ってページにはめ込んでいって、本を作るための元のデータにするわけです。

完全に同じにはできません

ただ調整するといっても限界があります。

プロカメラマンが撮影した写真のオリジナルを直接見る機会はあまりないとは思いますが、たとえばハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像などはWEBでみることが可能です。もし興味があれば、ハッブル宇宙望遠鏡の写真集(印刷物の写真集)と、WEBにアップされているオリジナル画像を比べてみてください。

印刷された写真も非常にきれいだとは思いますが、オリジナルの色と同じかどうかという観点でみると、必ずしも同じになっていないことがわかると思います。紙の本では写真の色がオリジナルとは違うのです。

電子書籍の場合、紙の本を元にするか、最初から電子書籍としてつくる(いわゆるボーンデジタル)かによって事情が違ってきます。

紙の本を元にすると、電子書籍でもオリジナルとは違う色になることが

電子書籍ならば、デジタルカメラで撮ったオリジナル画像の色をそのまま再現できそうです。しかし電子書籍であっても、紙の本のDTPデータを元に作った場合は、やはり写真の色はオリジナルとは異なってしまいます。

紙の写真集を元に電子書籍を制作する場合、固定レイアウトで作ることが多いでしょう。おそらくいちばん簡単な方法としては、DTPソフトから各ページを画像として出力し、それを使って固定レイアウトのEPUBファイルを作成するという手順になるかと思います。

上で書いたように、DTPソフトに貼り付けた画像は、オリジナルから色を変換・調整した後のものです。そのため、でき上がった電子書籍に掲載されいてる画像の色は、オリジナルとは異なったものになってしまいます。それを避けるためには、DTPソフトにオリジナル画像を貼り直してやれば良いのですが、その手間をかけるほど電子書籍の売上が期待できるかどうかという問題があります(おそらくそんなことしようとは思わないことが多い)。

初めから電子書籍として作ればオリジナルと同じ色

一方で、はじめから電子書籍として作っている写真集の場合は、誌面をJPGで画像化するときに画質が少し劣化することはあるものの、基本的にオリジナルの色はそのままです。写真の色がオリジナルに近いかどうかで比べると、紙の写真集よりも電子写真集の方が圧勝というか、比較対象にすらならないかもしれません。

ブックブライトから出している電子書籍は紙の本を元にしていません。オリジナルの画像を色の変換・調整をすることなく掲載していますので、基本的にオリジナルがもつ色の美しさが保たれています(最後にちょっとだけ宣伝です)。

Kindleストアで『宇宙から見た夕景色』を無料キャンペーン

昨日からアマゾンKindleストアで配信スタートした『宇宙から見た夕景色』、現在無料キャンペーン中です。

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この電子書籍は、宇宙ステーションから見た夕景色の写真を収録した電子書籍で、既刊の『Earth's Limb 宇宙から見た夜明け、夕暮れ、夜光雲……』から、夕景の写真を抜粋して分冊化したものです。

宇宙、天文や地球に関して知りたい方向けというわけではなく、きれいな画像をみてまったりしたい方向けの写真集です。

よろしければこの機会にダウンロードしてみてください。

キャンペーンは28日水曜日の午後5時頃まで。終了の時刻は前後するかもしれません。また終了の日時が変更になる可能性もありますので、ダウンロードの際は価格等をご確認ください。